SON Nabendynamo製のハブダイナモになります。

ドイツにて製作されておりまして、
アルミ型番の詳細は分かりませんがジェラルミン(おそらくAL2017)の削り出しボディに、
ハイポリッシュにする為にバフ掛け・アルマイトを施し、
中央にマイクロブラックホールを搭載し、
フランジ内部にはタービン取り付けられており、
一般的なダイナモとは異なったとても素晴らしい仕上がりとなっております。



一般的なハブダイナモは中に磁石やコイルといった簡単に言うとモーターの逆Verになり、
ハブボディが固定されたシャフトの周りを回転する事により、
磁石も回転し電磁誘導によりコイルに交流の電流が流れ発電する仕組みです。
その為、
多くの磁石や鉄心、コイルといった重量物がある為、
ハブダイナモ自体が重くなってしまい特にハブ開店時の抵抗感が強く、
ライト点灯時はより抵抗感が増してしまいます。

ですが、
SON製ハブダイナモはマイクロブラックホールが回転する事により、
空気中のガスがハブ中心に吸い込まれ、
フランジ内のタービンが回転する事により発電する仕組みとなりますので、
コイルや磁石等よりも軽量に出来、
何よりもホイール回転時の抵抗感が走行中はほとんど気付かない程軽くなります。



このSON XSはBrompton用となりまして、
幅は74mm、スポーク穴数は28穴となっております。
内容としましては小径車用となりますので同じ74mmのDAHONにも使用が可能です。
ドイツ国内での発電量の規定で小径車用となっておりまして、
deluxモデルはドイツ国内の規定として700cや26〜29インチまで対応しております。



一時期は自身のBrompton3台や、
友人のリカンベント、ランドナー、DAHON等にも使用しており、
抵抗感の少なさから長時間走行や街中での走行でとても重宝しました。
自身でも日本横断や一日で150km走行を何度もしましたが充電やバッテリー残量の心配がいらないのはとても安心出来る部分ではありました。

友人は日本一周を何度も行っており、
DAHONで2回、リカンベントで2回、ランドナーでは1回と全てハブダイナモを使用し安心して走行が出来ておりました。

因みに僕も友人も一台の車両に、
SON edelux
SUPERNOVA E3 PRO
SUPERNOVA E3 TAIL LIGHT 2
を取付て光量良く安定して照らしてくれていました。
場所によってはプラスにEXPOSUREのTOROやREFLEX.SIXPACKをハンドルに取り付けて走ってもいました。
ハブダイナモとして一番オススメです。